木を加工する優れものの道具たち。面取りカンナ/京都、亀岡市の注文住宅 三浦製材「+e.wood(プラスイーウッド)」

【木を加工する優れものの道具たち。面取りカンナ】
皆さん、こんにちは。+e.wood(プラスイーウッド)三浦製材です。
今回は製材に使用する「道具」のお話です♪
木の表面を削って、滑らかに加工するために使用されるのがカンナ。
漢字では金属を包むという文字、「鉋」と書きますね。
実は、大工さんたちが使用するカンナには、想像以上にたくさんの種類があります。検索してみると、目的に応じて20種類以上のカンナが紹介されていることわかります!
写真でご紹介しているのは「面取りカンナ」と呼ばれているもの。
ノコギリなどでカットしたままの木の角は直角ですね。柱や建具などに角の尖った材木をそのまま使用すると危険ですし、欠けたりささくれ立ったりする可能性も高くなります。そこで角を削り鈍角にするのがこの面取りカンナの役割。
木材の角に対してカンナの刃が均等に当たるように、45度ずつ木材と接するように切り込みが入れられています。また、面取りカンナには横にネジが付いていて、45度の切り込みの間隔を調整することができます。刃のあたる深さを変えることで、面取りする幅を変えることができるのです!
大きさは手のひらサイズの可愛い道具ですが、なかなか素晴らしい仕事をしてくれる優れもの♪ 製材や木材加工の道具に興味のある方も、お気軽に遊びにおいでくださいね!