本当の木の香りはどちら? 乾燥法が違うと木の匂いも違う!?/京都、亀岡市の注文住宅 三浦製材「+e.wood(プラスイーウッド)」

【本当の木の香りはどちら? 乾燥法が違うと木の匂いも違う!?】
皆さん、こんにちは。+e.wood(プラスイーウッド)三浦製材です。
「木」の匂いにも様々なバリーションがあることはご存知でしょうか? 杉と檜など樹種により匂いも違いますが、実は「乾燥法」によっても木の匂いは違うのです!
写真の2つの瓶には薄くスライスした木片が入っていますが、ひとつは60℃以上となる一般的な高温乾燥による木片、もう一方は35℃超低温乾燥材「e-BIO」の木片です。
嗅ぎ比べてみるとわかります!
高温乾燥材の木片はクセがある、カドがある、強く刺激的な香り、といった印象。
「e-BIO」の木片は、とげとげしさがなく優しい香りがします。
ただ、現代の木材は高温乾燥材が主流なので「高温乾燥材の匂いのほうが、嗅ぎ慣れた木の匂い」だと思われるかもしれません。しかし、それは「本当の木の香り」ではないのです…。
では、匂いの違いを生む原因とは?
60℃以上となる人工乾燥(蒸気高温乾燥など)では、高温によって木の中の細胞組織が破壊され、本来、木が自ら細胞内に閉じ込めておくはずの有機成分を細胞が壊れることによって放出し続けてしまうのです。一方の「e-BIO(イービオ)」は35℃以下という超低温と、木で木を乾燥させる特殊乾燥機を使用することによって、細胞を壊さないので香りや耐久性など木が本来持っている優れた特性を引き出しています。
うーん、言葉で説明しても、お伝えするのがなかなか難しいです…。
「百聞は一見に如かず」ならぬ「百聞はひと嗅ぎに如かず」。ぜひ皆さんにも「ひと嗅ぎ」していただきたいと思います。ご興味のある方は弊社にお越しください!