35℃超低温乾燥材e-BIO(イービオ)の素晴らしさを科学的に証明!

皆さん、こんにちは。
+e.wood(プラスイーウッド)三浦製材です。
先日、愛媛大学を通じ依頼していた35℃超低温乾燥材eーBIO(イービオ)と、一般的な高温乾燥材のVOC(揮発性有機化合物)比較測定データが届きましたので、ご紹介させていただきます。
35℃超低温乾燥材e-BIO(イービオ)とは、三浦製材が一戸建て住宅の主要構造材や内装材として採用している木材です。一般的な高温乾燥材(KD材)は乾燥工程で80℃以上になる高温釜が使用されます。高温にさらされた木材は細胞組織が破壊されリグニンなどの重要成分が流れ出していまいます。
その点、35℃という超低温で乾燥させるe-BIOにはいくつものメリットがあります。
「天然の木は健康である」とほとんどの方が誤解をしているのですが、今回の検査は、⑦のメリットであるVOC(揮発性有機化合物)の放散がどれだけ抑えられているのかを科学的に検証したいと考え、愛媛大学を通じ検査をお願いしていたものです。
結論から言うと、eBIOの素晴らしさを再認識! でした。
たとえば桧(ひのき)のTVOC放散速度を比較したデータでは
e-BIOの桧⇒560 高温乾燥の桧⇒20000 という大きな違いがありました。
杉のTVOC放散速度を比較したデータでは
e-BIOの杉⇒740 高温乾燥の杉⇒910 となってます。
「放散速度」は数値が高いほど揮発性有機化合物が多く発散されている、ということを示しています。また揮発性有機化合物5大物質の順番も大きく変わり、特に高温乾燥の杉で上位2位となるαピネンがe-BIOの杉では検出されない、という結果を得ました。天然の木が持つ揮発性有機化合物による影響は人により様々ですが、健康な住まいを目指す方々にとっても、安心して採用いただけることが証明されました。
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